高齢になると、全身の筋肉が衰えるため噛む力や飲み込む力も弱まります。
そのため、状態に合った介護食を選ぶことが重要です。
しかし、初めて介護を経験する方は「どのような介護食があるの?」と疑問に思うこともあるでしょう。
そこで、当記事では在宅介護サビースを提供している専門家が、介護食の一種であるムース食について解説します。
介護食の種類や手軽に購入できる場所などを把握したい方は、ぜひご覧ください。
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商品名 | エバースマイル |
販売価格 | 4,374円(10種セット価格) |
高齢になると全身の筋肉が衰えるため、噛む力も弱くなります。
そのため、通常の食事が喉をとおらなくなるケースも少なくありません。
通常の食事が噛みにくくなったり喉をとおりづらくなったりしてお悩みの方に、おすすめしたいのがムース食です。
まずは、ムース食とはどのような食事なのかご紹介します。
ムース食は、食材をすりつぶしてからとろみ剤で固めて作る介護食の一種です。
噛む力の弱い高齢者でも、舌でつぶせるやわらかさのため安心して食事ができます。
また、ペースト状にした食材を固めて作るため見た目もよく、食欲もわくでしょう。
ムース食は、噛む力や飲み込む力が弱くなった高齢者におすすめです。
例えば、咀嚼や嚥下の力が弱い高齢者の場合は、食材をそのまま飲み込んで喉に詰まらせてしまう恐れがあります。
舌でつぶせるほどやわらかいムース食であれば、噛む力が弱くても食事を喉に詰まらせる心配はありません。
咀嚼力や嚥下力が低下した高齢者向けの介護食には、いくつかの種類があります。
ここからは、介護食の種類とその特徴をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
なお、ムース食の形態は以下でご紹介する軟菜食とゼリー食の間に該当します。
通常の食事から初めて介護食に移行する場合は、きざみ食から開始するのもよいでしょう。
きざみ食は咀嚼力の弱い高齢者向けに、食材を0.5~1cm程度の大きさにきざんだ介護食です。
通常食の食感を残しつつ、噛む回数を減らしたい方におすすめします。
ただし、きざんだ食事は口内でまとまりにくいため誤嚥(ごえん)してしまう恐れがあります。
また、入れ歯の間に、きざんだ食材が入りやすいのも注意点です。
軟菜食とは、通常の食材を食べやすいようにやわらかくした介護食です。
見た目も味も通常食と変わりません。
ただし、食材をやわらかくするために圧力鍋を使用したり、食材を細かく切ったりするなどの手間がかかります。
ご自身で調理できる場合はよいですが、介助者に作ってもらう場合は負担の大きい介護食といえるでしょう
商品名 | 和風だし香る 茶碗蒸し |
販売価格 | 1,134円(6種セット価格) |
飲み込む力や噛む力が弱まってしまった方には、ゼリー食がおすすめです。
ゼリー食は、食事をペースト状にしてゼラチンで固めた介護食です。
ムース食と比較すると、ゼリーのような食感で飲み込みやすいといった特徴があります。
また、スプーンですくって食べられるため、箸を持つのが難しい方にもよいでしょう。
商品名 | やさしくラクケア |
販売価格 | 712円(4種セット価格) |
ミキサー食は、食材をミキサーで細かくすりつぶしてペースト状にしたものです。
コーンポタージュや野菜スープのようにさらさらしており、水分量の多い介護食です。
噛まなくてもよいため、咀嚼力の弱い方でも安心して食べられるでしょう。
ただし、水分量が多すぎる食事は、誤嚥(ごえん)の恐れがあります。
また、すべてペースト状のため見た目に変化がなく飽きてしまうかもしれません。
噛む力や飲み込む力の弱い高齢者におすすめのムース食。
ここからは、ムース食のメリット・デメリットをご紹介します。
ムース食のメリットは、以下のとおりです。
・見た目がよい
・味がさほど変わらない
・食欲低下を防げる
ムース食は、食材をすりつぶしてゲルやとろみ剤で固めた介護食です。
そのため、味は通常食と変わりません。
ミキサー食と比べると、見た目による食欲低下を招きにくいのもメリットです。
ムース食は食べる方にとっては、よい介護食です。
しかし、作る側にとっては手間がかかるのがデメリットでしょう。
すり鉢やフードプロセッサーで食材をすりつぶしたり、ゲルやとろみ剤で食材を固めたりするため「きざみ食」や「軟菜食」と比べると手間も時間も必要です。
介護食を毎日作る場合、介助者に負担がかかります。
そこで、レンジで温めるだけで完成するムース食が販売されている場所をご紹介します。
地域や店舗によって異なりますが、ドラッグストアやスーパーマーケットであれば、介護食を売っている店舗が多いです。
店舗に電話して、介護食を取り扱っているか確認するとよいでしょう。
宅配弁当サービスでも、介護食を扱っているケースがあります。
温めるだけで食べられるため、一人暮らしの高齢者にもおすすめです。
ただし、ドラッグストアやスーパーマーケットで介護食を購入する場合と比べると、費用が気になる方もいらっしゃるかもしれません。
ECサイトでも介護食を購入できます。
ただし、ドラッグストアやスーパーマーケットと異なり、配達して自宅に届くまで時間を要するため、介護食をストックしておきたい方向けでしょう。
好きなタイミングで商品の確認ができたり問い合わせできたりするのはメリットです。
噛む力や飲み込む力に合わせて、適切な介護食を作るのは手間がかかります。
そのため、レンジで温めるだけで簡単に食べられる介護食をお探しの方も多いのではないでしょうか。
「よぐGO」では、利用者の噛む力や飲み込む力に応じて選べる介護食をご用意しております。
例えば、スプーンで簡単につぶせるハンバーグや噛まなくてよいペースト状の肉じゃがなど、豊富な商品からお選びいただけます。
介護食をお探しの方は「よぐGO食事関連商品のページ」をご覧ください。
歳を重ねると全身の筋肉が弱まるため、噛む力や飲み込む力も弱まります。
そのため、状態に合った介護食を作り、誤嚥(ごえん)を防ぐことが重要です。
そして、レンジで温めるだけの介護食であれば、介助者の負担が軽減されるうえに一人暮らしの高齢者でも簡単に食事が楽しめます。
そんな便利な介護食をお探しの方は、ぜひ「よぐGO」のページへお越しください。
ご希望があれば、商品カタログも送付させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
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