こちらの記事では、歩行補助杖について紹介します。
親の介護が必要になったとき、自宅で介護することになる人が多いでしょう。
自宅で介護をするためには、高齢者の生活を支える福祉用具が欠かせません。中でも歩行が困難になった場合の移動に役立つのが「歩行補助杖」です。
初めて歩行補助杖を選ぶ際の種類や選び方、使い方などをわかりやすく解説します。
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まずは、歩行補助杖の役割についてご紹介します。
年齢を重ねていくと筋力が低下したり、関節が痛むようになり、歩行が困難になる高齢者が多いです。歩行が困難になる高齢者が屋内・屋外で移動する時に役立つのが歩行補助杖です。杖に体重を部分的に掛けることで、足腰への負担を軽減することができ、またバランスを保つのにも役に立ちます。
歩行補助杖を使うことで、高齢者は安定した歩行が可能になり、転倒のリスクを大幅に下げることができます。転倒により骨折してしまったりする可能性もあるので、歩行補助杖を使って予防することが重要です。
ここから、歩行補助杖の種類についてご紹介します。
歩行補助杖には、片側型と両側型の2種類があります。片側型は健常側の足で支えながら、足が不自由な側の杖で体重を支える使い方をします。両側型は左右に1本ずつ杖を持ち、両足で均等に体重を支えます。
杖の素材には主に木製、アルミ製、カーボン製があります。木製は質感が良く、高級感があるのが特徴です。アルミ製は軽量で丈夫、カーボン製は最も軽く、振動吸収に優れています。
杖の形状は使用目的によって異なります。
・T字型は床面積が広く安定性に優れ、屋内向けです。
・L字型は屋外の凹凸での使用に適しています。
種類 | T字型 | L字型 |
商品名 | アシスト多点杖 | 四点杖 超軽量アルミ四点杖 |
介護保険利用時負担額 | 100円/月~ | 100円/月~ |
レンタル料 | 1,000円/月~ | 1,000円/月~ |
販売価格 | 14,400円 | 7,300円 |
続いて、歩行補助杖の選び方についてご紹介します。
杖の長さは、立った状態で杖の上部が肘の高さに来るのが適切な目安です。
身長が高ければ長め、低ければ短めの杖を選びましょう。
主に室内で使う場合は、軽量で高級感のある木製杖がおすすめです。
屋外を中心に使う場合は、アルミ製やカーボン製の丈夫な杖が適しています。
長時間使うので、握りやすい形状のグリップ部分を選びましょう。
また、滑り止め加工がされていると、より安全に使えます。
要介護認定を受けている場合、介護保険が適用され費用負担が軽減される場合があります。
事前に確認しておくと良いでしょう。
ここでは、歩行補助杖の使い方についてご紹介します。
杖を前に出し、反対側の足を踏み出し、杖側の足を前に出す動作を繰り返す。これが基本の安全な歩行の仕方です。杖を体の真横に付けると、バランスを崩しやすくなるので注意が必要です。
杖の高さが合っていないと、歩行が不安定になります。立った状態で杖の上部が肘の高さに来るよう、調節しましょう。
杖の滑り止めゴムが減ったら交換するなど、定期的なメンテナンスを心がけましょう。古びた杖は安全性が低下します。
歩行補助杖は、高齢者の移動を支援し、転倒リスクを軽減するための重要な福祉用具です。種類や素材を使用環境に合わせて選び、正しい使い方を心がけることで、安全で快適な生活が送ることに繋がります。初めて歩行補助杖を選ぶ際は、介護用品オンラインショップ「よぐGO」のサイトを見に来てください。豊富な種類の杖をご用意しております。
また、杖の選定時には福祉用具専門相談員が丁寧にサポート致しますので、「よぐGO」よりお気軽にお問い合わせください。
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