お問合せ

メニュー

メニュー

お問合せ

  • 公開日:2024.08.20
  • 更新日:2024.08.20

自宅で介護するための必需品!初心者向け福祉用具の選び方 歩行補助杖編

こちらの記事では、歩行補助杖について紹介します。
親の介護が必要になったとき、自宅で介護することになる人が多いでしょう。
自宅で介護をするためには、高齢者の生活を支える福祉用具が欠かせません。中でも歩行が困難になった場合の移動に役立つのが「歩行補助杖」です。
初めて歩行補助杖を選ぶ際の種類や選び方、使い方などをわかりやすく解説します。

1.歩行補助杖の必要性

まずは、歩行補助杖の役割についてご紹介します。

1-1.高齢者の移動支援における歩行補助杖の役割

年齢を重ねていくと筋力が低下したり、関節が痛むようになり、歩行が困難になる高齢者が多いです。歩行が困難になる高齢者が屋内・屋外で移動する時に役立つのが歩行補助杖です。杖に体重を部分的に掛けることで、足腰への負担を軽減することができ、またバランスを保つのにも役に立ちます。

1-2.転倒リスク軽減など、歩行補助杖の主なメリット

歩行補助杖を使うことで、高齢者は安定した歩行が可能になり、転倒のリスクを大幅に下げることができます。転倒により骨折してしまったりする可能性もあるので、歩行補助杖を使って予防することが重要です。

2.歩行補助杖の種類

ここから、歩行補助杖の種類についてご紹介します。

2-1.片側と両側の違い

歩行補助杖には、片側型と両側型の2種類があります。片側型は健常側の足で支えながら、足が不自由な側の杖で体重を支える使い方をします。両側型は左右に1本ずつ杖を持ち、両足で均等に体重を支えます。

2-2.杖の素材(木製、アルミ製など)の特徴

杖の素材には主に木製、アルミ製、カーボン製があります。木製は質感が良く、高級感があるのが特徴です。アルミ製は軽量で丈夫、カーボン製は最も軽く、振動吸収に優れています。

2-3.杖の形状(T字、L字など)の違い

杖の形状は使用目的によって異なります。
・T字型は床面積が広く安定性に優れ、屋内向けです。
・L字型は屋外の凹凸での使用に適しています。

種類 T字型 L字型
商品名 アシスト多点杖 四点杖 超軽量アルミ四点杖
介護保険利用時負担額 100円/月~ 100円/月~
レンタル料 1,000円/月~ 1,000円/月~
販売価格 14,400円 7,300円

3.歩行補助杖の選び方

続いて、歩行補助杖の選び方についてご紹介します。

3-1.使用者の身長や体型に合わせた適切な長さの選び方

杖の長さは、立った状態で杖の上部が肘の高さに来るのが適切な目安です。
身長が高ければ長め、低ければ短めの杖を選びましょう。

3-2.室内外の使用環境に応じた素材の選択

主に室内で使う場合は、軽量で高級感のある木製杖がおすすめです。
屋外を中心に使う場合は、アルミ製やカーボン製の丈夫な杖が適しています。

3-3.握りやすさや滑り止め機能の確認

長時間使うので、握りやすい形状のグリップ部分を選びましょう。
また、滑り止め加工がされていると、より安全に使えます。

3-4.介護保険の適用範囲の確認

要介護認定を受けている場合、介護保険が適用され費用負担が軽減される場合があります。
事前に確認しておくと良いでしょう。

4.歩行補助杖の正しい使い方

ここでは、歩行補助杖の使い方についてご紹介します。

4-1.適切な高さ調節の方法

杖を前に出し、反対側の足を踏み出し、杖側の足を前に出す動作を繰り返す。これが基本の安全な歩行の仕方です。杖を体の真横に付けると、バランスを崩しやすくなるので注意が必要です。

4-2.室内外の使用環境に応じた素材の選択

杖の高さが合っていないと、歩行が不安定になります。立った状態で杖の上部が肘の高さに来るよう、調節しましょう。

4-3.定期的なメンテナンスの重要性

杖の滑り止めゴムが減ったら交換するなど、定期的なメンテナンスを心がけましょう。古びた杖は安全性が低下します。

5.まとめ

歩行補助杖は、高齢者の移動を支援し、転倒リスクを軽減するための重要な福祉用具です。種類や素材を使用環境に合わせて選び、正しい使い方を心がけることで、安全で快適な生活が送ることに繋がります。初めて歩行補助杖を選ぶ際は、介護用品オンラインショップ「よぐGO」のサイトを見に来てください。豊富な種類の杖をご用意しております。
また、杖の選定時には福祉用具専門相談員が丁寧にサポート致しますので、「よぐGO」よりお気軽にお問い合わせください。