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  • 公開日:2024.02.16
  • 更新日:2024.02.16

トイレに役立つ3つの介護用品|利用するメリットや選び方をご紹介


高齢になると全身の筋力が低下するため、トイレまでの移動やトイレでの立ち座りも難しくなるケースが大半です。
それらのお悩みに対して対策できる介護用品のご提案をします。

当記事では、トイレに役立つ介護用品や選び方をご紹介します。
トイレに関するお悩みを抱いている利用者の方や介助者の方は、ぜひご覧ください。

1.トイレに役立つ3つの介護用品

高齢になり全身の筋力が低下すると、トイレまでの移動やトイレでの立ち座りも難しくなります。
トイレに関するお悩みを抱いている場合は、介護用品を利用することで解決できるでしょう。
そこでまずは、トイレに役立つ介護用品をご紹介します。

1-1.滑り止めマットを使う

商品名 ベスポジ-E 基本セット
介護保険利用時負担額 300円/月~
レンタル料 3,000円/月~
販売価格 49,500円

上記画像は、座り立ちする際に足腰にかかる体重を支えるのに役立つ「突っ張り型手すり」です。
垂直に伸びた手すりをつかめば、立ち上がりも楽にできます。

天井と床で手すりを固定するため、トイレのように狭い空間でも場所を取らず設置可能です。
介護保険を利用すると月々300円からレンタルできるので、お財布にも優しい介護用品です。

1-2.トイレ用肘掛け手すり

商品名 洋式トイレ用スライド手すり PN-L53001
介護保険利用時負担額 300円/月~
レンタル料 3,000円/月~
販売価格 71,500円

上記画像は、左右の肘掛けで体重を支えられる「トイレ用肘掛け手すり」です。
両側に肘掛けが付いているため、安定した体勢で座り立ちできます。

手すりの奥行きは45cmで、狭いトイレにも搬入しやすい設計になっています。
組み立ても不要で、届いた日からすぐに利用できる介護用品です。
介護保険を利用すると月々300円からレンタル可能なので、高齢者でも導入しやすいでしょう。

1-3.ポータブルトイレ

ポータブルトイレは、持ち運び可能なトイレです。
トイレまで移動するのがたいへんな方や、夜中に何度もトイレへ行くのが難しいとお悩みの利用者の方におすすめです。

使用方法はかんたんで、本体のバケツに排泄物をためて排泄物をトイレへ流します。
身体状況や自宅環境に合ったポータブルトイレの選定が必要なため、利用を検討している場合は福祉用具専門相談員に相談することをおすすめします。

2.トイレに役立つ介護用品を利用するメリット

トイレに役立つ介護用品を利用するメリットは、主に以下の3つです。

・ご利用者の立ち座り動作時の転倒予防と負担軽減

・ご利用者のトイレまでの移動時の転倒予防と負担軽減

・介助者の負担軽減

ポータブルトイレを利用すれば、自力でトイレへ行くのが難しい利用者の方でもご自身でトイレができます。
トイレまでの移動が不要になることで、介助者の負担も軽減されるでしょう。

トイレ問題にお悩みの利用者の方は、トイレに役立つ介護用品の利用を検討してみてください。

3.トイレに役立つ介護用品を利用する時の注意点

トイレに役立つ介護用品を利用する時の注意点は、設置場所の確保や排泄物の処理が必要なことです。

手すりの設置には設置スペースの確保が必要になります。
ポータブルトイレは、バケツにたまった排泄物の処理が必要です。
これらの注意点はご家族と相談して場所を確保したり、排泄物の処理方法を確認したりすることが重要です。

なお、トイレに役立つ介護用品は、介護保険を利用すれば1割負担でレンタル・購入できます。
介護保険を利用したい場合は、お住まいの市区町村の窓口で要介護認定の申請をしましょう。

あわせて、トイレへの移動に役立つ介護用品を把握したい方は以下の記事も参考にしてください。
「高齢者の方がトイレまで移動する方法は?移動に役立つ介護用品をご紹介」

4.トイレに役立つ介護用品の選び方

トイレに役立つ介護用品の種類は、さまざまです。
そのため、どのような介護用品を選べばよいのか疑問を抱いている高齢者の方や介助者の方もいらっしゃるでしょう。

そこでここからは、トイレに役立つ介護用品の選び方を解説します。

4-1.トイレの環境に合わせて選ぶ

トイレに役立つ介護用品を選ぶ際は、トイレの環境に合わせましょう。
トイレのスペースや扉の位置によって、使いやすい手すりの選定が必要です。
介護用用品を選ぶ際は、福祉用具専門相談員に相談することをおすすめします。

4-2.利用者の状態に合わせて選ぶ

自力でトイレへ移動できる場合は、トイレ内に手すりを設置することで立ち座りの動作の負担が軽減します。

トイレまでの移動が難しい高齢者の場合は、ポータブルトイレを選ぶのがよいでしょう。
トイレ用の介護用品は、利用者の状態に合わせて使用しやすいものを選ぶことが重要です。

4-3.介助者の負担を軽減できるものを選ぶ

ご家族のトイレをサポートする場合は、介助者の負担を軽減できる介護用品を選ぶこともポイントです。
利用者の安全性の確保や、介助者の負担も軽減できる介護用品を選びましょう。

5.まとめ

トイレに役立つ介護用品は、利用者の状態・トイレのスペース・介助者の負担を考慮して選びましょう。

トイレへ移動するのが難しい場合は、部屋で排泄できるポータブルトイレを利用するのがおすすめです。
自力でトイレまで移動できる場合は、トイレ内に手すりを設置することで座り立ちがスムーズになります。

トイレに役立つ介護用品の選び方にお悩みの方は、お気軽に「よぐGO」へご相談ください。
経験豊富な福祉用具専門相談員が、ご利用者の状態・トイレのスペース・介助者の負担に対応した介護用品を提案させていただきます。

福祉用具専門相談員に相談する前に、どのような介護用品があるのか把握したい方は以下の記事もご覧ください。
「使用シーン別:トイレ(排泄)」

この記事の筆者
全国380カ所で在宅介護サービスを提供しています。

介護に関するあらゆる悩みに対応いたします。
ご高齢の皆様がご自宅で暮らす上での不安やお困りごと、その一つひとつを安心にかえるために、皆様の立場になって生活のご支援をしてまいります。
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