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  • 公開日:2023.08.17
  • 更新日:2023.08.17

【骨折した場合】車いすをレンタルする手段・選び方をご紹介

「家族が骨折してしまい、急遽車いすが必要になった」

しかし、「どのような車いすを選べばよいのかわからない」「すぐ車いすを手配してもらえるのか」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

車いすは購入することも可能ですが、骨折が完治するまでの短期間ならレンタルがおすすめです。
主に、福祉用具レンタル会社で探すことができます。

この記事では、骨折時に利用できる車いすの選び方やレンタル方法、料金相場やレンタル期間について解説します。
ご自身や大切な誰かが骨折してしまい、急遽レンタルできる車いすをお探しの方は、ぜひ参考になさってください。

1.レンタルの方がお得な車いすの利用期間は?

車いすのレンタル料金は、福祉用具レンタル会社により異なります。
介護保険レンタルオンラインショップ「よぐGO」を例に、車いすにおける月額と利用期間を見てみましょう。

自分で操作する「自走タイプ」の車いすや、介助者が操作する際に扱いやすい「介助タイプ」の車いすは、
月5,000円が目安です。
購入すると11万円前後かかるため、骨折における大半のケースはレンタルがお得だといえます。
(NEXT-CORE NEXT-21Bの場合)
ご年配の方が骨折の場合、骨の癒着までに3ヵ月~6ヵ月程度を要することから、例として4ヵ月車いすをレンタルした場合の利用金額を算出します。

(例)4ヵ月間、車いすを使用する場合
レンタル料金5,000円・購入料金11万円
→5,000×4=2万円

車いすを4ヵ月間使用するなら、レンタルの方が9万円お得になります。
1年11ヵ月以上使用する場合、購入した方がお得になる計算です。

また介護保険適用の場合、レンタル料金は月500円(自己負担1割の場合)が目安。
介護保険を利用できる場合は、レンタルしたほうがよりお得です。

商品名 ネクストコア NEXT-21B
介護保険利用時負担額 500円/月~
レンタル料 5,000円/月~
販売価格 110,000円
全幅 54cm
折りたたみ幅 28cm

重さ

10.8kg

2. 車いすのレンタルサービスとは?

この項目では、車いすのレンタルサービスについてご紹介します。

2-1. ネクストコア NEXT-11B

車いすをレンタルするなら、以下のような会社・お店で借りられます。

・福祉用具のレンタル会社
・自治体や社会福祉協議会

商品ラインナップが豊富で専門的なアドバイスを受けたい方には、福祉用具のレンタル会社がおすすめです。
自治体によってレンタルできる条件や期間は異なりますが、車いすを無料で借りられる場合もあるため、チェックしてみましょう。
「社会福祉協議会」でも、車いすを短期間レンタルする取り組みをしているところもあります。

2-2.車いすのレンタルが可能な期間とは?

車いすのレンタルは、短期間から長期間まで借りられる期間もさまざまです。
車いすなどのレンタルを行う福祉用具のレンタル会社に、希望する期間などを相談できます。

2-3.車いすレンタルの料金相場は?

車いすのレンタル料金は、福祉用具レンタル会社によって異なります。
さらに、車いすに求める機能によっても変わってくるでしょう。

骨折時にレンタルされる機会が多い「介助タイプ」(標準仕様)の車いすであれば月5,000円前後からレンタルが可能です。
「リクライニング・ティルトタイプ」などの高機能な車いすは月8,000~1万5,000円前後。
「電動タイプ」の車いすは月1万5,000円~4万円前後が相場です。

3.【骨折した場合】車いすレンタルは介護保険が適用される?

介護保険で車いすをレンタルできる方は、要介護2以上であることが条件とされています。要支援1から要介護1の方は、基本的に介護保険での車いすレンタルはできません。

しかし、例外として要介護1以下でも介護保険を適用できるケースもあります。

ただし、自治体の判断によって異なるため、市・区役所で確認してみましょう。
合わせて、要介護認定の申請は認定が出るまで時間がかかる可能性もあるため、早めに申請しておくと安心です。

4.車いすの選び方

車いすにも、さまざまな種類があります。
車いすを選ぶ場合「自分で操作するか」「介助が必要か」といった用途を明確にする必要があるでしょう。
用途の明確化・サイズ感の確認・車いすの調整が可能かどうかを、段階的に考慮することが大切です。

4-1. 車いすのタイプを選ぶ

この項目では「自走タイプ」と「介助タイプ」の特徴をご紹介します。

4-1-1. 自走タイプ

自分で操作するタイプの車いすで、後輪の外側にあるハンドリムを操作しながら移動します。
レッグサポート(足を乗せる部分)を取り外し、足で動かすことも可能です。
ただし、坂道を上がるのは困難なため、介助者に押してもらう必要があります。
比較的軽量なものを選ぶことで、自分や介助者の負担を軽減できるでしょう。

4-1-2. 介助タイプ

骨折により介助が必要な方におすすめの車いすです。
介助タイプの車いすは軽量かつコンパクトな作りのものが多く、持ち運びがしやすい利点があります。
後輪が小さいのも介助タイプ車いすの特徴で、自分で操作はできません。
収納しやすいため、車やタクシーを利用する機会が多い方にもおすすめです。

また、ご高齢の方が車いすを利用する際、多くの場合「介助タイプ」が選ばれます。

4-2. 車いすは体格を考慮して選ぶ

車いすのサイズ感は体の幅にフィットすることが大切です。
そのため、体格に適した座幅の車いすを選びましょう。
また、フットサポート(足を置く部分)やシートの張りを調整できるタイプを選択することで、より快適に車いすを使用できます。
長時間使用する場合などは専用のクッションもおすすめです。

4-2-1.肘掛けに腕がしっかり置けるものを選ぶ

車いすの肘掛けは、車いす使用時の姿勢を保つために重要です。肘掛けの高さを調整できるタイプもご検討ください。

また、ベッドやイスなどから車いすに乗り移る動作が困難な場合は、肘掛けを跳ね上げられるタイプを使用することで、安全性の確保や負担軽減につながります。

4-2-2.足がしっかり着くものを選ぶ

フットサポートの長さは、膝裏からかかとまでの長さに合わせると良いでしょう。深く腰掛けてかかとが着くように調整しましょう。

骨折やケガの状態によってはエレベーティング機能(足を置く部分の高さ調節機能)が付いた機種を選ぶことで足を上げた状態を保つことができます。
また、フットサポートを取り外せるスイングアウト機能が付いた機種では、足漕ぎを行いやすかったり、自宅内など限られたスペースで小回りが利いたりするメリットがあります。

4-3. 車いすの各箇所が調整しやすいか考慮して選ぶ

体格やケガの状況によって必要な機能を備えた車いすを選択しましょう。

・背中部分の張り具合の調整
・背もたれの角度の調整
・フットサポートの角度調整(エレベーティング)
・フットサポートが外れる(スイングアウト)
・肘掛けの跳ね上げ、高さ調整機能など

細かい調整ができることで、より自分に合わせた状態にできる利点があります。
ご利用される方の身体状況や介助される方の体力などによって必要な機能が異なります。
適切な機種や機能を選び安全に無理なく車いすを使用するために、福祉用具専門相談員に相談することをおすすめします。

5.福祉用具のレンタルなら「よぐGO」まで!

「骨折したことで急遽車いすが必要になってしまった」
右も左もわからない状況の中、車いす選びに迷う方は多くいらっしゃいます。

福祉用具レンタルオンラインショップ「よぐGO」では、介護保険の適用有無を問わず、幅広いラインナップから車いすを選ぶことが可能です。
専門知識のある福祉用具相談専門員があなたの悩みをお伺いし、快適な生活を送れる車いす選びをサポートいたします。

使用方法まで丁寧に教えてくれるほか、レンタル後も担当スタッフが利用状況の確認をしてくれるため、初めての車いす利用でも安心です。

レンタル商品の点検・修理・交換費用は原則無料!
車いすについてお悩みの方は、福祉用具レンタルオンラインショップ「よぐGO」までご相談ください。

6. まとめ

車いすは介護用品レンタルショップ「よぐGO」・福祉用具レンタル会社・社会福祉協議会でレンタルできるほか、地域によっては市役所などで無料貸し出しがあるケースがあります。

自分に合った車いすで快適に過ごすなら、福祉用具レンタル会社などで専門知識のある福祉用具専門相談員に相談することがおすすめです。

「よぐGO」の車いすレンタルは、月5,000円程度からレンタルが可能。
介護保険適用の場合は月500円(1割負担の場合)程度で借りることができ、点検・修理・交換費用が無料でご利用いただけます。

急な骨折には戸惑いや不安を感じるものです。
福祉用具専門相談員にご相談いただければ、お客様自身や暮らしに合わせた車いすを選び、自分や介助者の負担が少なく過ごせるようサポートいたします。

この記事の筆者
全国380カ所で在宅介護サービスを提供しています。

介護に関するあらゆる悩みに対応いたします。
ご高齢の皆様がご自宅で暮らす上での不安やお困りごと、その一つひとつを安心にかえるために、皆様の立場になって生活のご支援をしてまいります。
「住み慣れた家で、最期まで生きる」その想いを、私たちが実現します。