足腰が悪い高齢者は、ベッドやソファーなどの立ち上がり時に転倒してしまうことも少なくありません。
転倒したことをきっかけに、介護ベッドの利用を検討する方もいるでしょう。
しかし、介護ベッドは種類が豊富でどれを選べばよいかわからないこともあります。
そこで、おすすめの介護ベッド4つと介護ベッドからの立ち上がり方法を、福祉用具レンタルオンラインショップの「よぐGO」がご紹介します。
機種によって機能が異なるため、住宅環境や利用者の状況に合ったものを選択してください。
ほどんどの介護ベッドには高さ調整機能が付いています。
立ち上がり易い高さに調整することで安定して立ち上がることが可能です。ベッドに腰かけた状態で膝、股関節が90度程度にして両足が地面につく高さが基準となります。
介護ベッドはリモコンで高さを調整することが可能です(一部機種を除く)。起き上がりや立ち上がりをサポートする介護ベッドを4つご紹介します。
起き上がりやすいため、寝ているときから立ち上がりの動作までスムーズな点が特徴です。
商品名 | 楽匠プラススリムXタイプ 2M |
介護保険利用時負担額 | 800円/月~ |
レンタル料 | 8,000円/月~ |
販売価格 | 390,000円 |
独自の背上げ機能を採用しているほか、スマートフォンと連携でき、手元のスイッチで操作しやすい2Mの介護ベッドです。
「背ボトム単独動作」と「背膝連動」による2種類の背上げ機能と、ベッドの高さ調節機能が搭載されています。
独自の背上げ機能は、「プラスラインボトム」です。
背上げ機能を使う時にボトムの動きが体の動きに合いやすくなっており、骨盤からしっかり起こしてくれるため離床など次の動作がしやすいことが特徴です。
手元スイッチは大きくはっきりした文字で見やすく、メモリー機能もあるため、お好みの位置にボタン1つで操作できます。
スマートフォンに「ベッド専用アプリ」をダウンロードして登録すれば、「家庭内呼び出し機能」「スマートフォンによるベッド操作」が可能です。
商品名 | ミオレットⅢ 2M 木ボード |
介護保険利用時負担額 | 700円/月~ |
レンタル料 | 7,000円/月~ |
販売価格 | 310,000円 |
垂直昇降機構で省スペースに設置可能なほか、ライジングモーション機構とヒップダウン機構・バックオフ機構で起き上がり時も楽な2Mの介護ベッドです。
昇降時にベッドがスイングしないため、ベッドが収まるスペースであれば設置できます。
また、パーツ変更なしでベッドサイズの調整が可能です。
「ライジングモーション機構」により、背上げ時に背と膝の角度を自動的に調整しながらリクライニングします。
膝を下げることにより腹部の圧迫を抑え、ストレスなく起き上がれる機構です。
「ヒップダウン機構」により骨盤を起こしてズレを抑制でき、「バックオフ機構」で背中や腹部の圧迫感を軽減しながら上半身を起こせます。
楽に起き上がれるため、その後の動作もしやすいことが特徴です。
商品名 | 楽匠プラスHタイプ 3M |
介護保険利用時負担額 | 1,100円/月~ |
レンタル料 | 11,000円/月~ |
販売価格 | 430,000円 |
「プラスラインボトム」により、背上げ時に体がずれにくく骨盤をしっかりと起こしてくれる3Mの介護ベッドです。
「ラクリアモーション」「らくらくモーション」「背ボトム単独操作」による3種類の背上げ機能(起き上がり補助機能)だけでなく、膝ボトムの角度調整機能とベッドの高さ調節機能も搭載されています。
「ラクリアモーション」とは、背と膝の上げ下げとベッドの傾斜を組み合わせた独自の背上げ機構です。
起き上がると足先が下がる仕組みで、足をベッドから降ろしやすくなります。
軽量・コンパクトな手元スイッチは大きなボタンがついており、わかりやすいデザインのため直感的な操作が可能です。
スマートフォンと連携すればベッド操作や呼び出し機能が使えるほか、操作時にはスマートフォンに通知されます。
Bluetoothの届く範囲であればいつどのような操作をしたかすぐに把握できるため、介護ベッドから離れていても安心です。
商品名 | 楽匠FEEZ KQ-7833 3M 木調 |
介護保険利用時負担額 | 1,200円/月~ |
レンタル料 | 12,000円/月~ |
販売価格 | 459,000円 |
らくらくモーションで楽に起き上がれ、手元のスイッチで高さを15~55cmまで調整できる3Mの介護ベッドです。
15~55cmまでの垂直昇降方式で超低床のため、背が低い方でも安定して立ち上がれます。
手元のスイッチを使えば、背ボトムの角度(0~75°)・膝ボトムの角度(0~30°)・ベッドの高さ(床からボトム上面までの高さ15~55cm)が個別に調整可能です。
自分好みの角度と高さに調整できるため、起き上がり・立ち上がりが一番やりやすいポジションにできます。
メモリー機能もあるため、調整後に記録しておけば、ボタン1つで好みのポジションに調整可能です。
介護ベッドからの立ち上がり方を簡単にご紹介します。
筋力があれば1人でも立ち上がれますが、今回は介助者がいる場合を想定して解説します。
まずは、立ち上がりやすいようベッドの端に座ります。
足を降ろす位置に滑り止めの付いたマットを敷くか、滑りにくいスリッパを履くなどしてください。
ベッドの端に座ったら、膝と股関節が90度になり両足が床につくまでベッドの高さを調整しましょう。
介護ベッドは高さ調整機能がついているため、安全に立ち上がり動作ができる高さに調整できます。
なお1Mのベッドの場合、高さ調整または背上げ機能のどちらかになるため、高さ調整ができない場合があります。
両足が床についたら、利用者を前かがみにしてください。
足を広げて前かがみになると重心が下になり、立ち上がりやすくなります。
筋力がなく前かがみになってもお尻が浮かない場合、介助者は利用者の正面から背中か腰に手をまわし、利用者の腕を肩に回してください。
この状態で介助者が1歩後ろに下がれば、利用者のお尻を浮かせられます。
お尻が浮かんだら膝をまっすぐにし、上に伸びましょう。
しっかりと距離を縮めるのがポイントです。
利用者の膝が折れて上に伸びない場合は、利用者の膝を介助者の膝で挟んだり太ももを当てたりすると膝が曲がらず、立ち上がりやすくなります。
1人で立ち上がれるのであれば、手すりの利用もおすすめです。
レンタル品には据え置き型と突っ張り型の2種類があり、どちらも工事不要で取り付けられます。
「いつもタンスに手をかけて立ち上がっていて、倒して下敷きになったことがある」
「立ち上がる際にバランスを崩して倒れたことがある」
このような経験があれば、介護ベッドだけでなく手すりも設置すると安全に立ち上がれるでしょう。
据え置き型の手すりは、ベッドや布団などの近くに設置するタイプの手すりです。
板の上に鳥居のような形状をした手すりがついており、工事不要で自由な場所に置けます。
手すりの位置は中央か端にあり、端に手すりが付いているタイプは板の部分を布団に差し込んで使用します。
どこにでも設置できるため、ソファーからの立ち上がりにもおすすめです。
ソファーの目の前にラグを敷いている場合は、中央に手すりが付いているタイプをソファーとラグに挟むように設置すれば、見た目もスマートになります。
突っ張り型の手すりは、その名のとおり天井まで突っ張るタイプの手すりです。
しっかりと天井と床に突っ張ることで安定感が増します。
屋外用もあり、ベランダや庇など突っ張る部分があれば設置可能です。
「介護ベッドを選びたいけど違いがわからない」
「自分で選んで失敗したら嫌だ」
このようにお悩みの方は、福祉用具レンタルオンラインショップの「よぐGO」までご相談ください。
豊富な機種からお選びいただけるほか、介護ベッド選びを福祉用具専門相談員がサポートします。
「よぐGO」でレンタル可能な介護ベッドは、13機種です。
2Mと3Mの介護ベッドを扱っているため、お好みに合わせてお選びください。
省スペースに設置できるタイプや起き上がり・立ち上がりがスムーズにできるタイプなどもご用意しております。
超低床設計の介護ベッドもあるため、身長が低い方も安心してご利用いただけます。
どの介護ベッドを選べばよいか迷ってしまった場合は、お気軽にご相談ください。
専門知識を持つ相談員が、お客様の状況をうかがいながらご提案いたします。
仕事や家事など、お忙しい方もいつでもご相談ください。
「よぐGO」では24時間相談を受け付けており、パソコンやスマートフォンから気軽にご相談いただけます。
起き上がり・立ち上がりしやすい介護ベッドを4つご紹介し、介護ベッドからの立ち上がり方も解説しました。
「介護ベッド」と一口で言ってもさまざまな機種があります。
「これはよさそう!」と思っても、利用者の体やご自宅の状況に合わないケースもあるため、サイズはもちろん機能面もしっかり見比べてから決めることが大切です。
介護ベッド選びに困ったら、「よぐGO」までご相談ください。
専門知識を持つ相談員が、お客様の状況に合った介護ベッドをご提案いたします。
介護ベッド使用時には専用のマットレスや柵(特殊寝台付属品)が必要です。
利用状況に適した付属品も提案させて頂きます。
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