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  • 公開日:2026.04.07
  • 更新日:2026.04.07

在宅介護で「あってよかった」福祉用具ランキング

「親の介護が始まったけど、何を揃えればいいのかわからない」「福祉用具って種類が多すぎて選べない」——そんな声をよく聞きます。

在宅介護は突然始まることが多く、何が必要なのか判断に迷う方がほとんどです。そこで今回は、実際に介護をされているご家族や介護の専門家から聞いた「あってよかった!」という声をもとに、在宅介護で役立つ福祉用具をランキング形式でご紹介します。

「これを早く知っていれば…」という後悔談や、選ぶときのポイント・失敗しやすいポイントも合わせてまとめました。介護保険を使えばレンタルや購入の費用を大幅に抑えられるものもあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

📋 この記事の目次

  1. 第1位:手すり(グラブバー)
  2. 第2位:介護ベッド(特殊寝台)
  3. 第3位:歩行器・歩行補助つえ
  4. 第4位:車いす
  5. 第5位:床ずれ防止用具(エアマットレスなど)
  6. レンタルと購入、どちらがお得?
  7. 介護保険でレンタルできるって知ってた?
  8. よくある質問(FAQ)
  9. まとめ

🥇 第1位:手すり(グラブバー)

「転倒予防に、これほど効果があるとは思わなかった」という声が最も多かったのが手すりです。

トイレや浴室、廊下、玄関の段差など、日常生活の動作の中で手すりがあるかないかで安全性が大きく変わります。特に高齢者の転倒は骨折につながり、そのまま寝たきりになるケースも少なくありません。厚生労働省の調査によると、高齢者の転倒事故の約半数は自宅内で発生しており、転倒予防は在宅介護における最優先課題のひとつです。

📣 こんな声があります:
「夜中にトイレに行くとき、暗い廊下で何度かヒヤッとしたことがありました。手すりを設置してからは本人も安心して動けるようになり、家族も夜中に気になって目が覚めることが減りました。」(70代の父親を介護するご家族より)

こんな場所に設置すると効果的

  • トイレ:立ち上がりと座り込みの両方をサポート。L字型が人気
  • 浴室:濡れた床での転倒防止に必須。縦・横どちらも設置するとベスト
  • 玄関・廊下:段差の乗り越えや方向転換時に役立つ
  • ベッド・椅子まわり:立ち上がり動作の補助に
  • 階段:両側への設置が理想的

手すりの種類と選び方

  • 工事設置型(固定式):壁に直接ビス止めするため安定感が高い。住宅改修工事として介護保険の補助対象
  • 置き型・突っ張り型:工事不要でどこにでも設置できる。すぐに使い始められるが、安定性は工事型に劣る場合も
  • ベッド用グリップ:ベッドのフレームに取り付けるタイプ。介護ベッドとセットで使うことが多い

⚠️ 選び方の失敗ポイント

「とりあえず安い手すりを買ったら、体重をかけたときに動いてしまって怖かった」という声もあります。手すりは体重をしっかり支えられる耐荷重と固定方法を確認して選ぶことが重要です。心配な方はよくGOの相談員にご相談ください。

💡 介護保険について:住宅改修で設置する固定式手すりは介護保険の住宅改修費の対象。工事費用の最大9割が支給されます(支給上限20万円)。置き型・突っ張り型の手すりは福祉用具貸与(レンタル)の対象商品もあり、月額数百円から利用できます。

🥈 第2位:介護ベッド(特殊寝台)

「介護する側の腰への負担が劇的に減った」という声が多く、利用者本人だけでなく、介護する家族にとっても大きなメリットがあるのが介護ベッドです。

電動で背もたれや高さを調整できる機能があり、起き上がりや立ち上がりをサポートしてくれます。介護者が毎日おこなう「体位変換」「移乗(ベッドから車いすへの移動など)」などの動作が楽になるため、介護する側の身体的・精神的な疲れの軽減にも直結します。

📣 こんな声があります:
「普通のベッドで母を起こすとき、毎回腰が痛くて限界でした。介護ベッドにしてから、背上げボタン一つで母が自分で起き上がれるようになり、私の腰痛もかなり改善されました。」(80代の母親を介護するご家族より)

介護ベッドの主な機能

  • 背上げ機能:食事や読書など上体を起こす動作をサポート。誤嚥(食べ物が気管に入ること)の予防にも効果的
  • 足上げ機能:むくみ防止や楽な姿勢の保持に。背上げと連動させることで圧迫感が減る
  • 高さ調整機能:立ち上がりの補助と介護者の腰への負担軽減の両方に対応。低い位置にすれば転落リスクも下がる
  • サイドレール・グリップ:転落防止と寝返りのサポートを兼用。取り外し・位置調整できるタイプが便利

こんな方に特におすすめ

  • 自力での起き上がりが難しくなってきた方
  • 介護者の腰や背中への負担が大きくなっている場合
  • 誤嚥や床ずれのリスクがある方
  • 夜間に体位を変えることが多い方

⚠️ 選び方の失敗ポイント

介護ベッドは「とにかく多機能なものを選べばよい」わけではありません。機能が多いほど操作が複雑になり、本人がリモコンを使いこなせず結局使わないというケースも。ご本人の認知機能や操作能力に合わせたシンプルなモデルを選ぶことも重要です。

💡 介護保険について:要介護2以上の方は介護保険でレンタル可能(要介護1以下でも例外あり)。月々の自己負担は1〜3割で、機種によっては月額1,000円台からレンタルできます。マットレスは別途レンタル可能なものもあります。

🥉 第3位:歩行器・歩行補助つえ

「本人が自分で歩けるようになって、表情が明るくなった」という声が印象的だったのが歩行器・歩行補助つえです。

歩行能力が低下してきた方が「転ぶのが怖い」と感じると、外出や移動を避けるようになり、さらに筋力が低下するという悪循環に陥りがちです。自分の力で移動できるという自信と安全性を同時に支えてくれるのが歩行器・補助つえの最大のメリットです。歩くことは、身体機能の維持だけでなく、精神的な自立心の維持にも大きく貢献します。

📣 こんな声があります:
「父が転倒してから外に出たがらなくなってしまいました。歩行器を導入してから少しずつ散歩に出られるようになり、1ヶ月後には近所のスーパーまで行けるようになりました。本人の表情が全然違います。」(70代の父親を介護するご家族より)

歩行器と歩行補助つえ、どちらを選ぶ?

  • 四輪歩行器(シルバーカー):バランスが不安定な方、長距離の移動が必要な方に。買い物かご付きのタイプは外出時に便利
  • 固定型歩行器:車輪がなく安定性が高い。室内での短距離移動に向いている
  • T字杖:片側の体重支持が弱い方、軽度のバランス補助に。最も手軽に始められる
  • 多点杖:先端が3〜4点で接地するため安定性が高い。片麻痺の方にも適している
  • ロフストランドクラッチ:前腕に固定するタイプ。手首への負担が少なく長距離でも疲れにくい

⚠️ 選び方の失敗ポイント

「とりあえずT字杖を買ったが、バランスが保てず転倒してしまった」という声があります。歩行補助具は現在の歩行能力と使用環境(屋内・屋外)に合わせて選ぶことが重要です。迷った場合は理学療法士や相談員のアドバイスを受けることをおすすめします。

💡 介護保険について:歩行器・歩行補助つえはいずれも介護保険レンタルの対象。要支援1以上から利用可能で、月額数百円から使えるものも多くあります。

第4位:車いす

「家族で出かけられる機会が増えた」という声に代表されるように、車いすは生活の行動範囲を広げてくれる福祉用具です。

歩行が困難な方でも、病院への通院・買い物・散歩など外出ができるようになります。外出機会が増えることは、高齢者の精神的な健康や認知機能の維持にもつながります。また、介護する側にとっても、外出しやすくなることで介護生活に余裕が生まれやすくなります。

📣 こんな声があります:
「膝が悪くなってから外出をすっかりあきらめていた母でしたが、車いすを使い始めてから近所の花見や孫の運動会にも行けるようになりました。本当にQOL(生活の質)が上がったと感じています。」(80代の母親を介護するご家族より)

用途に合わせて選ぼう

  • 自走式:本人が手でタイヤを漕いで動かせる。腕の力がある方向け。後輪が大きい
  • 介助式:介護者が後ろから押す。コンパクトで軽量なものが多く、車への積み降ろしがしやすい
  • 電動車いす:ジョイスティック操作で動かせる。腕の力が弱い方でも自走できるが、操作に慣れが必要
  • 折りたたみ式:コンパクトに折り畳めるため、車のトランクや玄関収納に便利
  • ティルト・リクライニング式:背もたれが倒れるタイプ。長時間座位が必要な方や体圧分散が必要な方に

⚠️ 選び方の失敗ポイント

「介助式を買ったが、段差が多い自宅周辺では使いにくかった」「シートの幅が合わなくて長時間乗っていると痛くなる」という声があります。使用環境(屋内か屋外か、段差の有無)と体の大きさ(シートの幅・奥行き)を必ず確認しましょう。試乗できる機会があれば活用するのがベストです。

💡 介護保険について:要介護2以上の方を基本に介護保険レンタルの対象(例外もあり)。軽量タイプは月額1,000〜2,000円台からレンタル可能なものもあります。クッションやフットサポートなどのオプションも介護保険の対象になる場合があります。

第5位:床ずれ防止用具(エアマットレスなど)

「早めに導入すればよかった」という後悔の声が最も多かったのが床ずれ防止用具です。床ずれ(褥瘡:じょくそう)は一度できると治りに時間がかかり、悪化すると深刻な状態になることがあります。何より、本人にとって非常につらい痛みを伴います。

体を動かしにくい方や、長時間同じ姿勢でいることが多い方は、床ずれができてからではなく、予防的に導入することが重要です。特に在宅介護が始まったばかりで「まだ大丈夫かな」と思っているうちに床ずれができてしまうケースが多く報告されています。

📣 こんな声があります:
「ケアマネさんから薦められたときは『まだいらないかな』と思って断ってしまいました。その後、お尻に床ずれができてしまい、治るのに2ヶ月以上かかりました。あのとき導入しておけばよかったと本当に後悔しています。」(90代の祖母を介護するご家族より)

床ずれ防止用具の種類

  • エアマットレス(体圧分散型):電動ポンプで空気の圧力を自動的に変化させ、体の一部にかかる圧力を分散。最も効果が高く、床ずれリスクが高い方に推奨
  • ウレタンフォームマットレス:体の形に合わせて沈み込み、圧力を均一に分散。軽度のリスクがある方や、エアマットレスの前段階として使われることが多い
  • ゲルパッド・クッション:車いす使用中の座面の床ずれ予防に。車いすと組み合わせて使うことが多い

床ずれのリスクが高いサインとは?

  • 1日の大半をベッドや椅子で過ごしている
  • 自力で体の向きを変えることが難しい
  • 栄養状態が良くない(やせ型の方)
  • 皮膚が乾燥しやすい、薄くなってきた
  • 失禁がある(湿気による皮膚へのダメージ)

💡 介護保険について:床ずれ防止用具は要介護2以上の方を基本に介護保険レンタルの対象。床ずれリスクが高いと判断される場合は要介護1でも対象になる場合があります。担当のケアマネージャーに相談しましょう。

レンタルと購入、どちらがお得?

福祉用具を揃える際によく出る疑問が「レンタルと購入、どちらが得なの?」というものです。結論から言うと、介護保険が使えるものはレンタルが圧倒的にお得なケースがほとんどです。

比較ポイント レンタル 購入
初期費用 ◎ 月額数百円〜 △ 数万円〜
介護保険の適用 ◎ 適用される △ 一部のみ
状態変化への対応 ◎ 交換・変更が容易 ✕ 買い替えが必要
メンテナンス ◎ 事業者が対応 ✕ 自己負担
長期使用のコスト △ 長期になると割高なことも ◎ 長期なら割安になる場合も

介護は状態が変化するもの。「最初に買った歩行器が合わなくなって無駄になった」というケースが非常に多いです。まずはレンタルで試して、長期的に必要なものは購入を検討するというステップが、費用面でも無駄が少ない賢い選び方です。

なお、腰掛便座・簡易浴槽・入浴補助用具など、衛生上の理由からレンタルできない用具は「特定福祉用具販売」として介護保険による購入補助(年間10万円まで対象)が使えます。

介護保険でレンタルできるって知ってた?

ここまでご紹介した福祉用具の多くは、介護保険を使えばレンタル費用の7〜9割が支給されます(自己負担1〜3割)。購入ではなくレンタルなので、状態の変化に応じて用具を変更しやすいのも大きなメリットです。

介護保険でレンタルできる主な福祉用具

福祉用具 対象要介護度の目安 月額自己負担の目安(1割)
手すり(置き型・突っ張り型) 要支援1〜 数百円〜
介護ベッド(特殊寝台) 要介護2〜(例外あり) 1,000円〜
歩行器 要支援1〜 数百円〜
歩行補助つえ 要支援1〜 数百円〜
車いす 要介護2〜(例外あり) 1,000〜2,000円〜
床ずれ防止用具 要介護2〜(例外あり) 数百〜1,000円〜

※自己負担割合は収入等により1〜3割で異なります。月額費用はあくまで目安です。詳しくは担当のケアマネージャーまたはよくGOにお問い合わせください。

利用の流れ

  1. 要介護認定を受ける:まだの方はお住まいの市区町村窓口または地域包括支援センターへ
  2. ケアマネージャーを決める:居宅介護支援事業所に相談してケアマネを選ぶ
  3. ケアプランを作成:ケアマネが必要な福祉用具をプランに組み込んでくれる
  4. 福祉用具貸与事業者を選ぶ:よくGOのような事業者に連絡し、相談・手続きを進める
  5. 納品・使用開始:スタッフが自宅に届け、使い方を丁寧に説明してくれる

よくある質問(FAQ)

Q. 介護認定を受けていなくても福祉用具は使えますか?

A. 介護保険の適用を受けずに自費でレンタル・購入することは可能です。ただし、費用の全額が自己負担となります。まず要介護認定の申請を行い、認定を受けてから利用すると費用を大幅に抑えられます。申請から認定結果まで通常1〜2ヶ月かかるため、介護が必要になりそうな場合は早めに申請することをおすすめします。

Q. 複数の福祉用具を同時にレンタルできますか?

A. はい、複数の用具を同時にレンタルすることは可能です。ただし、介護保険には支給限度額(要介護度ごとに上限あり)があるため、他のサービスとの合計額が上限を超えないよう、ケアマネージャーと相談しながら計画を立てることが重要です。

Q. レンタル中に壊れたり、合わなくなったりしたら?

A. 通常の使用による故障や不具合は、レンタル事業者が修理・交換対応します。また、状態の変化でサイズや機能が合わなくなった場合も、別の用具への変更が可能です。よくGOでは、専門の相談員がアフターフォローも担当しますので、お気軽にご連絡ください。

Q. 親が介護を拒否しています。福祉用具を使ってもらうには?

A. 介護拒否は非常によくある悩みです。ポイントは「介護のため」ではなく「もっと楽に動けるように」「転ばないようにするため」という伝え方に変えることです。また、本人が気に入ったデザインのものを選ぶ、試しに1週間だけ使ってみることを提案するなどの工夫も効果的です。よくGOの相談員にも、こうした場面での具体的なアドバイスをよく相談いただいています。

まとめ

在宅介護で「あってよかった」福祉用具トップ5をご紹介しました。

  1. 🥇 手すり(グラブバー)——転倒予防の定番。まず最初に導入したい
  2. 🥈 介護ベッド(特殊寝台)——介護する側の負担も劇的に減らせる
  3. 🥉 歩行器・歩行補助つえ——自立した移動が本人の自信につながる
  4.   車いす——行動範囲を広げ、QOLを向上させる
  5.   床ずれ防止用具——「できてから」では遅い。早めの予防が大切

「何から始めたらいいかわからない」という方も多いですが、まずは日常生活の中で「危ないな」「大変だな」と感じている場面をピックアップしてみましょう。その場面に合った福祉用具を選ぶことが、在宅介護をより安全で快適にする第一歩です。

また、介護保険を活用することで月々の自己負担を抑えながら必要な用具を揃えられます。「自分のケースでは何が対象になるの?」という疑問は、ぜひよくGOの相談員にお気軽にご相談ください。

よくGOでは、豊富な経験と資格を持つ相談員が一人ひとりの状態に合った福祉用具をご提案しています。介護保険の手続きサポートから全国配送まで、ご相談からご使用まで一貫してサポートいたします。

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